主体的に「自分で勉強する力」がついていくのは、間違いなく「予習」!
家庭学習は「予習と復習が大事」だといわれます。
また「家庭学習は、予習と復習どちらに重点をかけたらよいですか」と質問されることもあります。
自治体や学校による「家庭学習の手引き」等では、学んだことの定着を図る復習に重きが置かれていることが多く、「予習」については具体的な言及があまりみられない気がしています。
「予習」と「復習」どちらの方が大事なのでしょうか。
結論を言ってしまうと、「どちらも大事」です。
しかし、一般的にどちらかと聞かれれば、私は、間違いなく「予習」をお勧めします!
復習は学校で勉強したことを繰り返して勉強するのみですが、予習は自分で教科書を読み、知らないことを自分の力で学び取っていくことが必要になります。
お子さんが主体的に「自分で勉強する力」がついていくのは、間違いなく「予習」です。
「予習」の5つの効果
「復習」との違いや、どちらに重点を置けばいいのか迷う子どもたち、親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、「予習」には、次の5つの効果があると思います。
1.予め、わからないところ、難しいところを把握しておけるので、授業で聞くべきポイントがわかる!
2.授業中も発言しやすくなり、積極的に活動でき、自信がつく!
3.継続することで、主体的な学習姿勢が身に付き、学校の授業が理解しやすく、授業に集中できる!
4.授業についていけなくなることや、「わからない」となってしまうリスクを減らせる!
5.何よりも、明日の学校・授業が「楽しみ」になる!
「予習」というと、難しく感じるかもしれませんが、教科書とノートだけあれば、大丈夫です。
教科書は、何段階もの厳しいチェックを受けながら、一番分かりやすい書き方を考えて作られています。
どんな参考書も、教科書には到底かないません。
学びに主体性をもたせる予習学習のポイント
簡単なポイントを記しておきます。
国語の予習の仕方
算数の予習の仕方
社会の予習の仕方
理科の予習の仕方