こんにちは、COTECHIです。
最近、「GRIT(グリット)」という言葉をよく聞きますが、子供たちの教育にどんな影響があるのでしょうか?
そうだねぇ・・スタートアップ界では、「GRIT(グリット)」という言葉があまりにもよく使われるため、もはや業界の信仰のようになっています。
この言葉が広まるきっかけとなったベストセラー本『GRIT』では、「グリット(やり抜く力)」こそが成功の秘訣であると主張しています。
そして、これからの時代、子供たちの教育や生き方に、大人と同等以上に大きな影響を与えると語っています。
「やり抜く」という精神は、子供だけでなく大人であっても生涯を生き抜く大きな能力なんですね。
では、人の生き方に大きな影響を与える「GRIT」について、考えてみましょう!
目次
『GRIT(グリット)』(やり抜く力)とは?
英語で「GRIT(グリット)」とは、目標に対して興味をもちつづけ、困難や挫折を味わってもあきらめずに努力を続けられる力、すなわち「やり抜く力」のことです。
Guts(ガッツ)、Resilience(レジリエンス)、Initiative(イニシアティブ)、Tenacity(テナシティ)それぞれの頭文字をとって作られた造語です。
これらをすべて含んでグリット(やり抜く力)と呼ばれています。
グリットは、すべてが「自分の行動」にかかっています。それはつまり、先天的な環境や才能に関係なく、100%自分でコントロールすることができ、自分で伸ばすことができる能力です。
結果ではなく「行動」した課程・事実を認め、褒めよう!
「GRIT」を伸ばす上で重要なことは、成功体験を明確に積み上げることです。
この明確さは非常に重要であり、例えば習い事の場合、行動を可視化するために「行ったらステッカーを貼る」などの方法があります。
これにより、「自分はがんばっている」という感覚を持ち、諦めずに続ける力が生まれます。
また、子供を褒める場合、具体的な行動を褒めることが重要であり、「テレビを見たいと思っていたが、テスト勉強に取り組んだ」という行動を褒めることで、子供は自分の行動が良かったと感じ、同じ行動を繰り返そうとします。
結果を再現することは難しい場合があるため、「100点に向けて自分が行った行動を再現すること」が重要です。
プロセスや行動を褒め、成功体験を積み上げることで、「GRIT」は伸ばせます。
やるかやらないか、続けるか続けないかは、子供が決める
親たちは、子供に失敗の経験をさせたくないと思っていますが、実際には、失敗から学ぶことが大切で、最後までやり抜く力を育てるために必要です。
そのためには、子供たちに続けるかどうかを決めさせることが重要です。
例えば、習い事や受験など、親が強制的にやらせることはうまくいかないことが多いので、子供たち自身が選択肢を示され、自分で決めることが大切です。
また、失敗した場合も、親が一方的に続けさせるのではなく、子供たちが悔しさを共有し、次のステップを一緒に考えることで、失敗から学び、成長することができます。
子供のやる気を引き出す日常の中での会話
子供のやり抜く力は、親の問いかけによって大きく影響されます。
親は、子供のやる気を刺激し、子供自身が答えを導き出せるような問いかけをする必要があります。
兄弟で比べて「お兄ちゃんはできたのに、どうしてあなたはできないの!」と言われた子供は、やり抜く力が低下します。
親は、子供の力を肯定する言葉をかけ、子供に自信を持って頑張るように促す必要があります。
また、子供が失敗をしそうになったときには、簡単に答えを教えず、問いかけをして自分で答えを導き出すように工夫することが大切です。
子供が自分で決めたことは、親からやらされたことよりもやり抜く力が高くなります。
最後に、親は子供の頑張りをほめて励ましましょう。
『GRIT(グリット)』の提唱者アンジェラ・リー・ダックワース氏によると
ペンシルバニア大学の教授であり、グリットを提唱したアンジェラ・リー・ダックワース氏が、シカゴの学校での調査により、グリットを持つ学生は退学せずに卒業する確率が高いことが分かりました。
教育現場では、IQが知的能力を測る最適な方法として用いられていますが、高い成績を収める秘訣は、IQや能力の高さではなく、時間をかけてじっくり取り組んで習得しようとする情熱だとされています。
グリットとは、生まれ持った才能や知能は関係がなく、失敗を恐れず挑戦することが重要であり、長期間、継続的に粘り強い努力を要する考え方です。
この力は、後天的なものであり、努力を重ねることで物事をやり抜く力となるのです。
『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』
『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』は、心理学者のアンジェラ・ダックワースが書いたベストセラーです 。
この本では、人生のあらゆる分野で成功するために必要な能力は、「才能」や「IQ」ではなく、「情熱」と「粘り強さ」を合わせた「グリット」だと主張しています 。
ダックワースは、ビジネスリーダー、エリート学者、オリンピック選手など、さまざまな分野の一流の人たちが共通して持っているのは、「グリット」であることを科学的な根拠と豊富な事例で示しています 。
本書では、「グリット」を測定するテストや、「グリット」を伸ばす効果的な方法、そして、「グリット」が強くなる環境や育て方についても詳しく解説しています 。
ダックワースは、「グリット」は生まれつきのものではなく、自ら伸ばすことができる能力であると説いています 。
そのためには、「当たり前のこと」を繰り返し行うことや、「明日、またトライする」という姿勢を持つことが重要だと述べています 。
また、子どものころの「ほめられ方」や「やさしい育て方」と「厳しい育て方」の違いも、「グリット」に影響を与えると指摘しています 。
本書は、人生のすべての成功に最も重要な能力である「グリット」を身につけるための具体的な方法を満載した一冊です 。
誰でもどんな分野でも一流になれる最強・最速のメソッドを学びたい人におすすめです 。
【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力・・の記事の要約
成功する人と、そうでない人は何が違うのか。
多くの人が関心を持つこのテーマに、「GRIT(やり抜く力)」という新しいキーワードを打ち立て、全米で大きく注目されたのが、ニア大学のアンジェラ・ダックワース教授。
そんな彼女の長年の研究成果をまとめた書籍は瞬く間に全米でベストセラーになり、30ヵ国以上で刊行が決まった。
その日本版が『やり抜く力──人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』だ。
子どもの「やり抜く力」を高めるには?
2016年にアメリカで刊行されると、「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー上位に何週も連続でランクインし、ベストセラーとなったのが、『やり抜く力──人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』。
著者のアンジェラ・ダックワース教授は、アメリカの教育界で近年、大きく注目されている「グリット(やり抜く力)」研究の第一人者。
ハーバード大学を優秀な成績で卒業し、オックスフォード大学で修士号を取得。
マッキンゼーの経営コンサルタント職を経て公立中学校の教員になり、ペンシルベニア大学で博士号を取得。
2013年には、その功績を称えられ「マッカーサー賞」を受賞した。
だが、著者はまえがきで、こう書いている。
父親からは、まるで口癖のように、「いいか、お前は天才じゃないんだぞ」と言われて育った、と。
「お前は天才じゃない」と親に言われ続けて育った少女が、おとなになって「天才賞」を受賞するとは。
受賞の理由は、人生でなにをなし遂げられるかは、「生まれ持った才能」よりも、「情熱」と「粘り強さ」によって決
まる可能性が高い、と突きとめたことなのだ。
あの頃の父に言ってやりたかったという著者は、こうも書く。
「お父さん、長い目で見れば才能よりも重要なのは、グリット(やり抜く力)なのよ」
そう言えるだけの科学的根拠を、著者は捉えていた。
さらに「やり抜く力」は固定したものではなく、変化することもわかった。
それを1冊にまとめた集大成が、『やり抜く力──人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』だったのである。
この記事を書いている私は、これまで3000人を超える人たちにインタビューしてきた。
元日本代表のサッカー選手。
素晴らしいテクニックとセンスで日本チームを牽引した一人。
その選手が、インタビュー中にこんなことを言ったのである。
「高校時代、僕よりうまいヤツは何人もいた」
では、プロになり、代表になった選手と、去った彼らとの違いは何だったのか。
なぜ、選手がそのことに触れたのかにも私は興味を持った。
「才能だけでここまで来ることができたのではない」
本書『やり抜く力』には、科学的根拠としてのさまざまな分析に加え、著者が研究のプロセスで取材したり、調べたりした人たちのエピソードが次々に出てくる。
ジェフ・ベゾス、ウォーレン・バフェット、ジョン・アーヴィング、ウィル・スミス、ウディ・アレン……。
彼らの特徴は才能の大きさにあったのではない、と著者は解き明かしていくのである。
残念なことに、アメリカでも日本でも、努力家よりも天才が評価されてしまう、才能にフォーカスが当たってしまうところがある。
著者はこう記す。
だが、この偏見は弊害をもたらすと著者は語る。
「才能」だけにスポットライトを当てることで、ほかのすべてが影に覆われてしまう危険性があるからだ。
「やり抜く力」を含め、実際には重要なほかの要素がすべて、どうでもいいように思えてしまう。
先のサッカー選手が取材で語ったのは、まさにこの懸念だったのかもしれない。
なぜ、「天賦の才へのえこひいき」が起こるのかも、著者はニーチェの言葉を引用して明かしていく。
要するに「天賦の才を持つ人」を神格化してしまったほうが私たちはラクなのだ。
まず、やるべきことは、この事実を知り、受け入れることだ。
成功は才能によって決まるのではない。
(本記事は『やり抜く力──人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』より一部を引用して解説しています)
(元記事の出典:ダイヤモンド・オンライン)
[blogcard url="https://diamond.jp/articles/-/322427"]まとめ
子供は、様々なことに挑戦し、成功体験を通じて、困難に立ち向かう力を身につけていくものです。
挑戦する内容は、成長に伴い難しくなっていきます。例えば、最初は混ぜるだけだった料理の手伝いが、卵を割ったり、包丁で野菜を切ったりするようになっていきます。
親としては、要点を教え、子供が失敗しても励まし、頑張りを褒めることが大切であり、子供は失敗を繰り返す中で、必ずや成功するようになると信じて見守ることです。
成功体験を通じて達成感を味わい、やる気が育まれる・・・このような取り組みは、受験においても重要であり、そのためにも、子供の困難に立ち向かう力を養うことが必要ですね。
『GRIT(グリット)』・・「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力についてTwitterの反応
ダイヤモンド・オンライン
@dol_editors【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力 - 定番読書 diamond.jp/articles/-/322…
彼方*風の旅人
@kanataxdog【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力 | 定番読書 | ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/322… とても納得出来る。 人は「それが何に成ったか」で、 「それが何であったのか」を 決めると思います。
並盛ジョニー
@yukahakkinen11%のひらめきと99%の努力 、一回のレギュラーよりも一回の伝説【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力 | 定番読書 | ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/322…
youzi
@youzi020808成功は才能によって決まるのではない。「やり抜く力」によって、もたらされる。「やり抜く力」は、誰にでも伸ばせる。 【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力 | 定番読書 | ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/322…
ニーチェの言葉 ファン
@ni_icなぜ、「天賦の才へのえこひいき」が起こるのかも、著者はニーチェの言葉を引用して明かしていく 【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力 | 定番読書 | ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/322…
ゆの._.you know
@chyoichyoichyoiやってみないと始まらないし、やり続けないと上達しないし、終えてしまわねば結果とはならない。 そうだ宝くじ買おう。 【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力(ダイヤモンド・オンライン) #Yahooニュース approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=h…
二拠点生活@東京から函館、そして札幌へ、いまは福岡、次はどこだ?
@yokenwokikouka>長い目で見れば才能よりも重要なのは、グリット(やり抜く力) これさ、「年収300万と年収3000万の習慣の違い」ってパターン。逆算してるだけ。 【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力(ダイヤモンド・オンライン) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/1ba4b…
(株)グラティアマネジメント
@GratiaMgt【全米調査で判明】「成功する人」と「ずっと並の人」を分ける1つの意外な能力(ダイヤモンド・オンライン) news.yahoo.co.jp/articles/1ba4b…
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