この単元の概念的知識
徳川家康が開いた江戸幕府は、武家諸法度により、大名をうまく従えただけではなく、参勤交代の仕組みや制度の活用、また、貿易などの外交の在り方をしっかり定めることなどによって、将軍としての権力をしっかり確立し、身分制度に基づいて、武士による安定した政治を行うようになった。
① 世の中の様子、人物の働きやkらしくらし、この時代の文化遺産などについて、文化財や地図、年表などの資料で調べ、江戸幕府の始まり、参勤交代や鎖国などの幕府のいろいろな政策、身分制を理解することができている。
② 調べたことを年表や文などにまとめる活動を通して、武士による政治が安定したことを理解している。
徳川家康と江戸幕府 01
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).01
徳川家康は、関ヶ原の戦いに勝利して、全国の支配を確かなものにした。
天皇より、征夷大将軍に任じられ、江戸に幕府を開いた。
全国の大名の配置を工夫して、のちに、豊臣氏を滅ぼし、今までのような戦いを起こさない、安定した世の中をもたらした。
家庭学習「キョウコレ」-徳川家康と江戸幕府-
将軍による支配の安定 02
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).02
江戸幕府は、13の条文からなる「武家諸法度」を出し、各大名をうまく従えて、江戸城や日光の東照宮を整備するなどして、権力を確立した。
家庭学習「キョウコレ」- 将軍による支配の安定 -
大名の取りしまりと参勤交代 03
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).03
江戸幕府は、参勤交代の制度を定めて、大名が領国と江戸とを1年おきに往復し、妻子を人質として江戸に住まわせ、各大名を服属させることで、江戸幕府の権力を安定させることができた。
家庭学習「キョウコレ」- 大名の取りしまりと参勤交代 -
人々のくらしと身分 04
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).04
江戸幕府は、全国の人々を武士や百姓、町人などの身分として位置付け、その身分のくらしに見合った負担をさせた。
家庭学習「キョウコレ」- 人々のくらしと身分 -
キリスト教の禁止と鎖国 05
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).06
江戸幕府は、キリスト教を厳しく制限して、取り締まり、外国からの貿易船の出入りを制限することによって、幕府の貿易を独占した。
家庭学習「キョウコレ」- キリスト教の禁止と鎖国 -
本単元では、武士による政治が安定したことを理解できるようにすることがねらいですよ。
単元の導入では、戦国時代(前単元)との比較を通して、武士による政治体制の変化を捉え、江戸幕府における政策が、世の中に影響を与えたことを想起できるようにします。
単元のまとめでは、思考ツールを用いて説明を行うなど工夫することで、江戸幕府の政策の意図や当時の社会の様子について考えることができるようにするとよいですね。
次回のキョウコレは・・・
[blogcard url="https://chanceman.link/new-scholarship-in-edo-period/"]前回のキョウコレは・・・
[blogcard url="https://chanceman.link/school-trip-guidebook/"]ありがとうございました。