こんにちは、COTECHIです。
この単元の舞台となる奈良、京都の地は、中部地方の多くの小学校が、修学旅行で実際に見学することになりますね。
修学旅行が楽しみになるよう、進んで学習できるとよいと思います。
この「キョウコレ」は、「家庭学習、今日はこれだけは!」という意味です。
その日、学校で習ったことの中から、これだけを覚えれば、バッチリという内容を3分以内で復習できる内容としています。
先生方にとっても、『学び合い』を行い、授業の中で、歴史学習について、子供たちが話し合うことを中心に進めていくと、どうしても押さえるべき、社会的な知識が時間内に定着できないことがあります。
授業の終わりのまとめのプリントとして、家庭の宿題として、授業の始まりに、前時の復習として、あるいは、テスト前の確認として等、様々な場面でお使いいただけるよう、短時間で要点が明確にわかるように作成しました。
さて、聖徳太子のめざした国づくりは、どんな国づくりだったのでしょうか?
そして、その政治は、誰にどのように受けつがれていったのかについて、学習しましょう。
目次
単元「天皇中心の国づくり」の概念的知識
聖徳太子の国づくりは、中大兄皇子(天智天皇)や中臣鎌足(藤原鎌足)によって受け継がれ、聖武天皇のころには、仏教を取り入れて、天皇を国(政治)の中心とした国づくり、政治の仕組みが確立された。
聖徳太子の国づくり 01
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).01
聖徳太子は、天皇中心の国づくり、政治の仕組みを整えるため、遣隋使を隋へ派遣して、大陸の文化を取り入れたり、冠位十二階や十七条の憲法を定め、政治の仕組みを整えたりした。
また、法隆寺を建てて、仏教を広めようとした。
家庭学習「キョウコレ」-聖徳太子の国づくり-
大化の改新と天皇の力の広がり 02
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).02
中大兄皇子と中臣鎌足は、勢力を強めた蘇我氏を倒し、天皇を中心とした国づくりを進めた。
国を治めるための法律もつくり、都である平城京には、日本各地から、多くの産物が運ばれ、天皇を中心とした国づくりを支えることになった。
家庭学習「キョウコレ」- 大化の改新と天皇の力の広がり -
仏教の力で国を治める 03
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).03
都では、病気が流行し、都を支える地方でも人々のくらしは厳しく、うまく政治を安定させることができなかった。
そこで、聖武天皇は、仏教の力を使って、この社会の不安をしずめ、なんとか国を治めようとして、国分寺をつくらせた。
家庭学習「キョウコレ」- 仏教の力で国を治める -
大仏をつくる 04
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).04
大仏をつくり、仏教の力で国を安定させようと、全国から、人や物資が集められた。
聖武天皇の詔の後、行基が弟子とともに大仏づくりに協力し、大陸のすぐれた技術をもつ渡来人の指導と、多くの人たちの力、協力があって、大仏が完成した。
家庭学習「キョウコレ」- 大仏をつくる -
大陸の文化を学ぶ 05
家庭学習で身に付けたい社会的事象(具体的知識).05
聖武天皇は、中国大陸へ使いや、留学生を送って、大陸の政治の仕組みや文化を学ばせる一方、日本に正式な仏教を広めるために、鑑真を招いた。
このころ、日本には、大陸風の文化が伝わってきた。
家庭学習「キョウコレ」- 大陸の文化を学ぶ -
まとめ
いかがでしたか?案外簡単に記憶に残ると思いますよ。
くりかえして楽しむことが大切です。
次回のキョウコレは・・・
[blogcard url="https://chanceman.link/kyoukore-kizokunokurashi/"]
前回のキョウコレは・・・
[blogcard url="https://chanceman.link/kyoukore01-murakarakunihe/"]