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正義を実現する全職員のパートナーシップが総合力を引き出していく
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正義を実現する全職員のパートナーシップが総合力を引き出していく

学校の「内なる閉鎖性」

COTECHI
COTECHI

こんにちは、COTECHI です。

今日の教育改革のテーマの一つに「開かれた学校づくり」がありますが、どういうことですか?

P-MASTER
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これまでの「学校の閉鎖性」を改め、「学校を開く」ことによって保護者や地域の人たちに「信頼」される学校を築くためなんだよ。

1つめは、「教育活動を開く」という側面です。

本校でも、授業参観は、これまでのように、限られた時間だけでなく、フリー参観週間とオープンにしたり、ボランティアティーチャ-に地域の人を招いて子供たちに指導してもらったり、「総合的な学習の時間」に子供たちが地域へ出かけて、地域の方々にお世話になったりすることも活発に行われていますね。

2つめは、「学校運営を開く」という側面です。

「学校運営協議会」をはじめ「学校評価」にも子供や保護者の評価を取り入れてきました。

しかも、その評価を隠さずに保護者に報告し、学校のあり方について保護者や地域の声を積極的に取り入れていこうとする努力も行っています。

3つめに開かなければならないのが、「教職員の意識」です。

実は、これが依然として開かれていない学校が多いと思います。

小学校では「学級王国」という壁ですねえ。

特に、いじめの問題は、対応が遅れ深刻な問題となることも本校は、経験しています。

子供たちを中心にして、全教職員の心をひとつにしないで「信頼される学校」なんてつくれるはずがないと思います。

にもかかわらず、学校の中に壁がいくつも残っているのが現実なのだと感じています。

「教職員の意識を開く」という点では課題はまだまだあります。

「学校を開く」とは、「教職員の心を開く」ことなんだと私は、思っています。

「教職員の心を開く」ことによる子供の成長を第一義的な使命とした正義

「教員は、互いの学級経営を黙認する。」

この行為が、学校内で様々な問題を引き起こします。

「自分の学級経営に自信がないから。」「自分の学級経営に直接影響がない対岸の火事だから。」等、教職員の利己的な考え方から、また、同質職務でありながら、新規採用から定年間近な教員までの経験の幅の広さが、こうした「内なる閉鎖性」を生んでいるのでしょうか。

これが昔から指摘されて、依然、教育現場の正常な指導系統を歪め、困難さを強めていると感じています。

いじめや問題行動、発達障害から起因する諸問題、家庭の問題・・・多くは、対象学級と管理職を始め生活指導教諭の対応に委ねられ、他の学級担任は、自らの学級経営の多忙感から、敢えてその問題に関わる事ができない状態でしょう。

こうした問題は、拗れてから発覚することが多く、その対応には、多くの労力と時間を費やします。

そこで、学年主任を始めとした全教職員の意識改革「教職員の心(意識)を開く」を全教職員の教職員課題として、この歪んだ状況を矯正し、児童の安心な生活を構築する取り組みがとっても大切なんです。

教員の誤った同僚性の蔓延は、「互いの学級経営に干渉しない」といったアンタッチャブルな領域として暗黙の了解の上に「やさしさ」という「嘘の鎧」を被せて、「庇う(かばう)」という自己弁護の上に行われてきたと私は思っています。

本当のやさしさ(真の同僚性:協働性)は、「見て見ぬふりをせず」自分の学級で同じようなことが起こったら、どう対処したらよいかと「自分事」として考え、存分な「お節介」をなみなみとかける教師の行為だと思います。

なぜならば、それはすなわち、同じ学校・学年の子供たちの安心で正しい成長を確保することが妨げられている状況にすることだからです。

このことを、私は、『教職員の正義を実現する協働力』と訴えています。

学年主任等のリーダーが率先して行うことで真の強い組織となると思うのです。

校長を始め、学年主任・各主任等のリーダーが最も表出すべき働く姿勢

「自分事」として考え、存分な「お節介」をなみなみと同僚にかける教師の行為・・・

『教職員の正義を実現する協働力』

       おそれず、迷わず、遠慮せず、正しい行いを子供たちのために!!

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