「ひとりも見捨てない『学び合い』」の授業をするには、どうすればよいか?

スポンサーリンク
FUTURE
COTECHI
COTECHI

こんにちは、COTECHI です。

『学び合い』の授業ってどんなことだろう・・と、入門前の人にはなかなかわかりにくいと思います。

P-MASTER
P-MASTER

そうだねえ。私たち自身も子供のころは、講義的な授業や一斉指導的な授業が一般的でしたので、『学び合い』の授業と言われても、今までの学校の授業とどう違うのか?なぜそれがよいのか分かりづらいですねえ。

COTECHI
COTECHI

そこで、『学び合い』の授業の考え方、授業の流れについて簡単にご紹介してみたいと思います。

スポンサーリンク

『学び合い』 の理念・考え方を共有

『学び合い』とは、「ひとりも見捨てない」「みんなで育つ」授業の理念を貫く教育です。

簡単に言えば、今までは、先生が中心に、課題を提示し、課題を追求する過程においても、先生が発問を投げかけて、子供たちが挙手をしてそれに応えながら、学習内容を獲得していくことが一般的でした。

これを「一斉授業」と呼んでいます。

これに対して、『学び合い』の授業では、先生は、授業の目的(理念)、と課題は提示しますが、じゅぎょ内での課題追求、学習内容の獲得は、子供たち相互の話し合い(アウトプット&フィードバック)を繰り返しながら達成していきます。

そのために、次の考え方を全教職員、および子供たちと共有します。

1.子供たちは、有能であること。
2.教師の仕事は、目標の設定、評価の見取り&価値付け、学習環境の整備をおこなうということ。
3.学習は、子供たちの『学び合い』に任せること。
4.学校は、多様な子供たちと折り合いをつけて学び、目標の達成を経験する場であるとい う考えに立つこと。

『学び合い』の授業の展開

『学び合い』授業は、最初に・・これが一番大切なことですが、『学び合い』の理念(目標:「誰ひとり見捨てないで、みんなでわかり、みんなで達成すること」)を示して、子供たちに任せて、理念に対して先生が評価して、自分の学び方の振り返りをさせます。

例として、大変大雑把で簡単に展開例を示しますと、『学び合い』の授業の展開はつぎのようになります。

(1)  授業の最初に、
  『学び合い』の目的(ひとりも見捨てない『学び合い』の理念)をきちんと伝えます。

(2)  次に、子供たちに対して、授業内容の目標(課題・めあて)を示します。
  教師:「今日の課題は、全員の子供たちができる〇〇です」

(3) 「ひとり学び」の時間において、まず自力解決をさせます。
  『学び合い』に向けて、アウトプットできる考えをつくらせます。

(4)  教師:「はい、ぞうぞ」と、子供たちに『学び合い』の活動を任せきります。

(5)  教師は、子供たちに任せたら、不必要に介入して、じゃまをしてはいけません。
  すると、子供たちは、一緒に考え出します。
  ※ひとりひとりの児童がわかったかどうかを黒板等に可視化できるようにします。
  また、『学び合い』の理念に沿って、子供たち同士がどのようなよい関わり合いをしているかを見取り、評価をします。

(6) 子供たちは、まず4人グループを中心に課題に対しての考えを述べあって『学び合い』ます。
 
(7) 教師は、残り時間がどのくらいあるのかを子供たちに知らせる。
  教師:「あと、3分です。全員が今日の課題を達成できましたか。」
  みんなが課題(目標)ができているか、理念(目的)が達成できているかどうかが大切です。

(8) 振り返りをする。
   みんなが目標を達成したかどうかを、みんなで確認して、振り返りをする。
    ・自己評価  ・他己評価

10年後の未来、子供たちが助け合って生きる人となるため

『学び合い』は、これからの10年後の未来に生きる子供たちを、「ひとりも見捨てない、みんなで助け合う共生社会」を実現できる人として育てる教育です。

それは、言い換えると、教師からの「〇〇しなさい」の文化から、「自分から進んで考える文化」「みんなで力を合わせ合って課題解決を達成していく文化」の構築への転換を求めている考え方の教育であるとも言えます。

そして、「子供たちが有能な力を持っている一人格者として信じ」て、判断と決定、そして実行を「子供たちに任せる」という『学び合い』の考え方と、教師自身の「ぶれない考え」と「一貫した本気」に支えられる『信じあい、任せ合う教育の実現』ということになります。

教師がひとりですべてに子供にわからせよう・・・何とかしようと思っている限り、状況はあまり変化しません。

教師ひとりの力には、どうしても限界がありますので、子供たちの力を信じて任せてみようと、「授業の発想」と「子供の信じ方」を変えたとたんに、状況は劇的に改善していきます。

それが、『学び合い』です。

学級づくりが基礎となって学習の学び合いが行われるだけに、学習規律や生活規律等の学級づくりの基本がしっかりしていないことには、なかなか「ひとりも見捨てない」教育は、花開くことはありません。

子供みんなができる学びを子供みんなの力で増幅していくこと

取り組み始めでは、学級の持つ文化がまだ『学び合い』の理念が浸透、徹底されていないので、ただ騒がしい状態になったり、遊びの延長になったりしてしまうこともあります。

そのときには、「みんなが目標を達成するには、どうしたらよいのだろうか、みんなで話し合ってみよう」という働きかけを繰り返します。

子供たち自身による、子供たちのためのサポートと、みんなでできる学びから、認め合いながら徐々に醸成していくことが必要で、教師をリーダーとして、真剣に理念を浸透させていき、一種の哲学のように子供たちに捉えられていくことで、将来に生きて働く力となるはずです。

学級づくりによって、「ひとりも見捨てない」理念の文化が構築されているクラスですと、爆発的でミラクルな子供たちの『学び合い』が展開されていきます。

COTECHI
COTECHI

なかなかこれだけの文字の説明だけでは、わかりにくいかもしれませんね。

以下のリンクの『学び合い』の「探求型授業」の流れ等を見ていただけると、より理解が進むと思いますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました