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先生の「学級の子どもたちがまとまる素敵な習慣」が教師の力量を上げる!
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「学級の子どもたちがまとまる素敵な習慣」とは・・・

私は、教師という仕事が好きでたまらない。

この感覚は、習慣がつくります。

子どもと目を合わせたら笑っている自分。習慣とは、無意識についやってしまっていることです。

教師の力量を上げるというのは、素敵な習慣を増やすということだと思います。

日常をただの日常にしないで、素敵な習慣が自分の中にたまってくれば、日頃見ている教室の景色が変わってきます。自然と子どもがよく見えるようになります。

私は、習慣化することを意識し、素敵な習慣を増やすことによって、それによって、何度も救われてきました。

教師が率先してあいさつなどの礼儀を魅せていくことも、この習慣化の一つです。

子どもたちとのあたたかい教室密度の濃い時間帯をつくる

一日のすべてが始まる「朝の密度」が恐ろしく高い朝、教室に入るとき、嫌な顔をしていたら、子どもに嫌な思いをさせることになるのです。

朝の連絡に入る前に、私は、短くても何か子どもたちにまつわるエピソードを話すようにしていました。

私の朝の話の習慣は、「笑顔になる」→「昨夜、布団をここまでかぶって〇〇さんのことを考えたんだけど・・」と前置きする→「笑顔になれるクラスの子どものエピソードを語る」という順序です。

笑顔が広がる話題は子どもが提供してくれます。

車を運転しながら、家でくつろぎながら、私は、いつも子供たちの生活の中から、子どもの良さを広める話題探しをしていました。

それが習慣でした。

朝は、特に全力で勝負しなければなりません。

家で嫌なことがあった子も、もやもやしている心を引きずっている子も、それらをリセットするは、担任の明るい笑顔と声なのです。

(出典:o-dan.net/)

ワクワクを伝染させる

「あの先生、楽しそうだなあ」「この授業何だか明るくていいなあ」これらは、教師が子どもたちにワクワクのオーラを伝染させているのです。

ワクワクのオーラは、教師が・・・

ワクワクのオーラは、教師が・・・

 (1) 心底、教師という仕事を愛しているときに生まれます。
 (2) その授業内容に、のめり込んでいるときにでます。
 (3) 遊び心があると発散されます。
 (4) 楽しんでいるときに出ます。
 (5) 笑顔から発散されます。
 (6) 子どもが大好きなときに発散されます。

(出典 www.kokuchpro.com)

子どもたちの明るい未来を語れる

私は、子どもに対し、教師として、子どもたちの明るい未来を語り続けなければ・・・と思っています。

子どもたちは、「未来から来た留学生」であり、

「現在の私たち大人が解決できないことを、将来、解決するために、現在に学びに来ているんだ。」

「君たちが大人になった時、現在の大人たちが解決できていない様々な課題、問題を、きっと君たちが解決してくれるんだと信じています。」

「そのために、今、一生懸命勉強して、心を込めて人とつながって、協力し合って、学校や地域、家庭で学んでいるんだよ。」

「君たちの中から、将来、交通事故を起こさない車を発明する人が出てくるかもしれない。」

「今は、まだ治すことができない難病を治療する薬を創り出す人が出てくるかもしれない。」

「多様な人々を認め合って、戦争を起こさない平和な世界を創る人になるかもしれない。」

「そんな大きな課題でなくても、あたたかな家庭を作って、子どもをしっかり育てる親になっているかもしれない。」

「そうして、よりよい世界、よりよい未来を創り出すために、君たちは、今勉強をしているんだね・・・・・。」

「そういう意味では、先生たちもまた、未来を良い方向に変える仕事をしているんだ。君たちは、10年後、20年後・・きっと素敵な大人になる。」と言い続けます。

また、人間関係を良好につなぐ言葉についても、教師自身がそのモデルとして、日々の言葉を大切にしていくことは、言葉の使い方、心のつなぎ方のロールモデルとして重要です。

(出典 www.branshes.jp)

子どもたちに信用される

子どもたちに信用されているか。

それは教師にとって生命線です。

「何気ない口約束」には要注意です。

「よし、明日の休み時間には○○してあげるね」と一度言ったら、子どもたちは覚えていますから、必ず守るようにします。

子どもたちから話しかけられたら絶対にスルーしないことです。

教師以前に、人として信用を基盤にしたつき合いをして、常に信用を得ることに全力を尽くす姿勢でありたいですね。

説得よりも共感で話す

人間は「納得はしたいけれど、説得されたくない生き物」です。

子どもに話すときにも、「説得」色が出すぎると伝わりにくくなります。

共感で話すのです。「そうそう!」と子どもが思うとき、学びは定着しやすくなるのです。

何か気づきがあるときに人は納得します。

寄り添う言葉がけで子どもは頑張ることができます。

子どもが納得して考える、動く、そのような状態に持っていくことが大切です。

(出典 sakura394.jp)

善人捜しをする

素敵なことはささいなことでも、教師は、子どもたちの誰がやったかを探します。

「雑巾ラックを整頓してくれていた」とき、教師は「誰ですか? ここに落ちていた雑巾を拾ってくれたのは? 名乗りもせずにそっと拾ってかけておくなんて、すごいなあ。先生はそういう人、大好きです」などと話します。

そういうやさしい空気、素敵な振る舞いを教室のすべての子どもたちにふれさせるのです。

(出典:unsplash.com/)

 

 

 

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