子供と共に育つ人でいるために・・
教師は、一人ひとりの子供によく目を注ぎ、その子、その子の抱かえている長所、短所をよく見極め、行き届いた指導を加えなければならないと言われます。努めて一人ひとりの子供の言動に細かい気配り、目配りをしているつもりですが、それはすべての教師が身につけなければならない最も大事な資質であるといえるでしょう。しかし、教師というものは、実は「見る存在」であることよりも、「見られている存在だ」と、私には思われます。教師は子供たちや親に「見られている」のです。実は、より多く、より強く、より熱い眼差しで、子供や親から「見つめられている」最も身近な手本の存在なのだと思います。だから礼節を大切にしています。
2021.08.18
TEACHERS-TEAMWORK